オブジェクト
オブジェクトとは一般的に「〜に向かって」という意味の接頭語のobと「投げる」という意味の接尾語のjectを組み合わせて「物体」や「対象」を意味する英単語を意味する。
ソフトウェアエンジニアリング分野ではよく使われる単語でオブジェクト指向プログラミングやJSON(JavaScript Object Notation)といった一般的な概念の中にも登場する。
デジタルプロダクトデザイン業界でも似た使われ方をするが、「従業員」や「権限」、また「お金」など、より抽象的で利用者が認知できる対象を表すので、ソフトウェアエンジニアリング分野のそれと必ずしも一致はしない。
最近ではOOUI(オブジェクト指向ユーザーインターフェース)という名前のUI設計手法も一般的になり、オブジェクトという言葉を使うときは関連してこの言葉もよく使われる。
日本でOOUIを一般的にした上野学氏著書の「オブジェクト指向UIデザイン」では「目当て=オブジェクト」と記されていて私達がソフトウェアを使うにあたっての目的の対象を意味している。
実例
人事評価機能では、人事担当者が操作する「評価プロジェクト」や「評価テンプレート」、評価者と評価対象者が操作する「評価」がオブジェクトにあたる。